筋膜リリースについて
主なボディケアとして もみほぐしや整体などが挙げられますが、近年 筋膜リリースというケア方法を耳にした事は ありませんか?そんな筋膜リリースが 具体的にどのような効果があり、どういった方にオススメなのか?そもそも筋膜とは何なのか?ここでは 筋膜リリースの効果や施術、注意点などについてご紹介していきます。
目次
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施術方法
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筋膜が固まる原因
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筋膜が硬くなるメカニズム
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筋膜を柔らかく保つためには
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筋膜リリースの注意点
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最後に
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筋膜とは
まずは、そもそも「筋膜」とは何か。「筋膜」とは、筋肉を包み、保護し、支える伸縮性のある薄い膜(結合組織の膜)であり、「第二の骨格」とも呼ばれ、主な成分は コラーゲン繊維(強度)とエラスチン繊維(伸縮性)で構成されています。体の筋肉や臓器を結びつける重要な役割をしています。
筋膜は、体のあらゆる部分にあり、筋肉・骨・神経・血管などと絡み合った構造を形成しています。体の形状維持や身体の動きを滑らかにし、筋肉と筋肉の間で摩擦を防ぐ役割も持っているため、筋膜の健康は身体全体の健康に直結していると言えます。
このように 筋膜の主な役割として「身体の構造維持」「滑らかさ(滑り)の補助」「力と衝撃の伝達」「保護と支持」が挙げられます。
「身体の構造維持」全身に張り巡らされており、組織同士が適切な位置に留まるように支える。
「滑り(滑らかさ)の補助」筋肉が収縮する際に 隣接する組織との間でスムーズに滑る(動く)のを助ける。
「力と衝撃の伝達」筋肉の力を全身に伝えて 衝撃を吸収する(クッションのような)役割をする。
「保護と支持」筋肉や内臓を保護し、血管や神経・リンパ管の通路を支える。
筋膜リリースでの効果
筋膜リリースでの主な効果
① 血流・リンパの流れの促進。
滞っていた血流やリンパの流れが良くなり、栄養素や酸素などが全身に行き届きやすくなります。これにより、老廃物の排出が促され 疲労回復・むくみの改善にも繋がり、体調の向上が期待できます。
② 柔軟性・関節の可動域の向上
筋膜が硬くなると関節の動きが制限されてしまう為、筋膜をほぐすことで 関節の動きがスムーズになり・可動域が広がり 柔軟性も向上します。これにより、日常生活での動作が楽になったり、スポーツや運動のパフォーマンス向上だけでなく、ケガの防止にも役立ちます。
③ 痛み・コリの緩和
筋肉の緊張や負担・筋膜の癒着によって 痛みが出て 肩こりや腰痛を引き起こされてしまった時などに その緊張を緩和し、痛みを和らげる効果があります。
④ 姿勢の改善
身体のバランスが整って 正しい姿勢を保てるようになる事で、猫背・反り腰・傾きの改善にも効果的です。
⑤ リラックス効果
緊張もほぐれ、身体が軽くなることで 気分も良くなり、心身ともにリラックスする事で ストレス軽減にも役立ちます。
施術方法
筋膜リリースは、癒着して硬くなった筋膜を緩め 筋肉の柔軟性を取り戻す・血流やリンパの流れを改善していくものです。そんな筋膜リリースの主な施術方法は「施術者による手技」「器具を使ったセルフケア」「専門機器」「ハイドロリリース(注射)」などがあります。
「施術者による手技」が1番メジャーなもので、手のひらや指、前腕部などで 筋肉の深層部にある筋膜の癒着部分に圧を入れていき ゆっくりと滑らせたり、伸ばしたり、軽く痛みを感じる(痛気持ち良い)くらいの圧で 適度に(数秒~短い分数)キープするなどの施術です。
「器具を使ったセルフケア」は、最近では 自分で気軽に行なえる セルフケアをする方も増えているようですが、フォームローラーやマッサージボールを使用して行なうものです。フォームローラーは、突起のあるローラーを筋肉にあてて ゴロゴロとゆっくりと伸ばすように行ないます。マッサージボールは、マッサージ用のボールは勿論、テニスボールやゴルフボールなどを使用して ゴロゴロと癒着部辺りに押し当てるように行ないます。自分でも手軽に行なえるのも良い方法です。
「専門機器」による方法では、整骨院やボディケアのクリニックなどで使用している機器を使った さらに深層部のリリースを行なうもので、アスリートなども使用していたりする方法です。
「ハイドロリリース(注射)」病院の医師が筋膜の癒着を確認しながら 生理食塩水を注射して、直接筋膜を剝がしていく方法になります。医師によるものなので なかなか取り入れる事はないと思いますが、短時間で効果の出る方法と言えます。
筋膜が固まる原因
筋膜が固まると体にさまざまな不具合が生じることがあります。ここでは、筋膜が固まる原因について説明していきます。
筋膜が硬くなるメカニズム
筋膜が硬くなるメカニズムには さまざまな原因がありますが、特に日常での姿勢や動作のクセなどから 起こりやすいとされています。普段の生活の中で 同じ姿勢を長時間続けたり、同じ動作を繰り返したりする事によって 筋膜が徐々に収縮して硬くなり、柔軟性を失っていきます。
例えば、デスクワークの方は 長時間同じ姿勢でいることが多く、肩や腰に負担が掛かります。このような状態が続くと 筋膜は 負担の掛かる部分に緊張が生じ 硬くなってしまいます。硬くなった筋膜は、周囲の筋肉や軟部組織と癒着しやすくなり、血流の妨げになることもあります。血流が悪くなると 栄養や酸素が十分にいきわたらなくなり、結果 筋肉がさらに疲労しやすくなります。
また、運動不足も筋膜が硬くなる原因の1つとして挙げられます。身体を動かさないことで筋肉が使われず、筋膜の弾力性が失われてしまいます。ストレッチや運動を怠ると筋膜の柔軟性が低下し、さらに コリへと繋がります。
ストレスや精神的な負担も同様で、心理的なストレスが掛かると筋肉が緊張し、筋膜も硬直してしまいます。このような状態が続くと、精神的な疲れや体調不良を引き起こすことに繋がっていくのです。
このように 筋膜が硬くなるメカニズムは、アスリートに関わらず 日常生活の様々な事柄によっても引き起こされるのです。それぞれの原因を意識して、定期的なストレッチや身体を動かす習慣を取り入れることで、質の良い筋膜を保つことが可能になるのです。
筋膜を柔らかく保つためには
筋膜を柔らかく保つためには、いくつかの方法があります。まずは 定期的なストレッチや運動で筋肉を伸ばすことで 筋膜も柔軟性を保ちやすくなります。特に全身を使ったストレッチを行うことで、筋膜が均等に刺激され 柔らかさを保つことができます。朝や仕事の合間、就寝前など、日常生活の中で意識的にストレッチを取り入れると良いです。
更に ウオーミングアップとクールダウンを忘れずに行うことも大切です。運動前に筋肉を温めることで 筋膜が柔軟になり、運動中のケガを予防することができます。また 運動後にはクールダウンを行い、筋肉の緊張をほぐしてリカバリーを促進します。これにより 筋膜の疲労も軽減され、弾力性が保たれやすくなります。
そして 十分な水分補給も筋膜を柔らかく保つために重要です。水分が不足すると筋膜が乾燥しやすくなり、柔軟性が損なわれる原因となります。日頃から水分を意識的に摂取し、特に運動中や運動後は意識して水分補給を行なうように心掛けましょう。
また 適切な栄養摂取も忘れず、特に タンパク質やオメガ3脂肪酸を含む食事は、筋肉や筋膜の健康を支える要素となります。バランスの取れた食事を心がけ、体内の血流を良好に保つことで 筋膜の柔らかさを保っていきましょう。
筋膜リリースの注意点
筋膜リリースの施術・セルフケアでの注意点は、①力加減に注意して 強く押しすぎず 痛気持ちいいくらいの圧で行なう。②骨や関節に直接当てずに 関連する筋肉を中心にアプローチする。③息を止めてしまうと筋肉が緊張して硬くなる為、ゆっくりと呼吸しながら行なう。④できるだけ体が温まっている状態で行なうようにする。⑤やり過ぎは、炎症・怠さに繋がるので気を付ける。⑥高血圧や心疾患のある場合は医師に確認すること。などが挙げられます。
最後に
筋膜が柔軟で正常に機能していると 筋肉もスムーズに動くことが出来る為、パフォーマンスの向上や疲労回復を高められます。更には、運動不足や姿勢の悪さ・ケガなどから起こる筋膜の癒着・硬化からの肩こり・腰痛・可動域の制限にも効果的と言えます。また 身体だけでなく、精神的なストレスが筋膜に影響を与える事もあるので、逆に筋膜が柔軟であれば リラックスしやすく ストレスの軽減にも繋がります。そんな事を踏まえて、日常生活の中で 趣味などをする事でリラックスする時間を作り、心身の健康を保つ事も大切になってくるのです。是非 充実した毎日を過ごしましょう。